VPSにするか自宅サーバにするか迷うので、マシン性能や消費電力を調べてみました その2-消費電力-<終了>

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VPSにするか自宅サーバにするか迷うので、マシン性能や消費電力を調べてみました その1-性能-の続き

消費電力測定に使ったもの

ECO KEEPER custom EC-03

仕様はこのページの通りカスタム エコキーパー EC-03 | 商品詳細 | 株式会社 三商

そんなに高い商品ではないので、厳密な消費電力ではないと思います。あくまで消費電力の参考ということで。

[table id=18 /]
※1 月当たりの消費電力は 1時間あたりのワット数(W/時間) × 24(時間) ×30(日)として計算。電気代はは1Kワット時あたり23円で計算。
※2 負荷時の消費電力は目視というか、UnixBench使用中に一番高くなった値を書きました。常にその電力ではなく、けっこう変動がありました。

感想

CPUが遅くてもかまわないなら、eeePCが消費電力が低い。次にx27d(atom)、その後でclevo。自宅サーバをどういう用途に用いるかで、最適なマシンも異なってくるかと思います。
自分の場合は
・外部公開しているWEBは処理速度が必要(wordpressのため)、かつ安定性が重要なので外部VPSをレンタル
・自宅サーバは実験用というか気軽に使いたい→x27d
という構成に今のところしています。

前は自宅サーバ1台に外部公開用と自宅用の役割を集約しようかな、と思っていたんですが
・外部公開しているサーバに色々入れるのはあまり気が進まない、安定性が悪くなりそう
・自宅サーバはマシンは安いが、安定性(HDDの二重化、IPアドレス関連、ルータ等の故障など、電源供給など)のリスクを考えると長期的に安定して運用するのはなかなかしんどそうかな、と。ずっと起動しているから電気代、PCの稼動音という問題も出てきそう。最近は電気事情がどうなるかわからない気もする。
x27dはatomだから電気代や稼動音は良いですが、処理速度を求めてサーバマシンにするとCPUが高性能→熱対策でファンが稼動→うるさい、と。

そんな風に考え、今の体制にしました。x27dのatomが遅くてwordpressがもっさりしたのも理由ですが。電気代に少しプラスして稼動音がしない+処理速度が速くなるなら十分メリットあるかと思って。今は各社のVPSがスペック良くて安価になってきたので、利用しています。
さくらのVPS512でwordpressを稼動させてだいたい1年ぐらいになりますが、不安定になることもなかったのでお勧めです。



あと、消費電力はディスプレイをOFFにしたり輝度を下げると減ります。clevoでも5Wぐらい減った。簡易的な自宅サーバマシンとしては、ディスプレイOFFにしたノート型マシンもありかと思いました。電力低い&バッテリがUPS代わりに使えるので。eeePCがOSなしで1万ぐらいで出てくれたらいいのになー