ラズベリーパイを使ってみる – CentOSのARM版に近いRedSleeve Linux(レッドスリーブ リナクス)をインストールしてみた

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raspperry piでCentOS互換のRedsleeve Linuxというものが起動するかもしれない | Linuxとかをつついてみるブログのつづき。起動しました(∩´∀`)∩ワーイ

2013/08/04追記

↓のものはpidora(pidora:ピドラ?)というディストリビューションみたいです。詳しくはPidora – Raspberry Pi Fedora Remixをどうぞ。

2013/04/08追記

CentOSではないですが、同じRedhat系のFedoraがラズベリーパイでも使えるようです。詳しくはRaspberry Piを使ってみる – Raspberry Pi上で使えるFedoraがリリースされていたみたいです – | Linux ブログの記事をどうぞ

OSのダウンロード

RedSleeve linux公式 http://www.redsleeve.org/Slow primary site:にある
http://ftp.redsleeve.org/pub/yum/os/raspi-redsleeve-cli-0.3.img.xz
をどうぞ。200M程度ですが回線速度が遅いため、ダウンロードにかなりの時間がかかります。

SDカードにイメージを書きこむ

raspbianのときと同じ要領です。自分はWindowsマシンで、4ギガのmicroSDにhttps://launchpad.net/win32-image-writer/+downloadを使って書き込みました。

イメージの書き込みは

2016年3月 追記: 初代ラズベリーパイ1の記事のみだったので、ラズベリーパイ2用の解説を追加しました。 【ラズベリーパイ2用】初...
を参考にするといいかも。

※注意!※ドライブの選択を間違えるとハードディスクのデータが消えるかもしれないので、気をつけて作業してください。SDカードがWindowsにIドライブと認識されたら、Win32DiskImagerでも必ずIドライブを選択してください。CやDドライブを選択すると、既存のHDDのデータが消える可能性があります。

起動

イメージを書き込んだSDカードをさしこみ、電源をさせば起動。

初期アカウントとパスワード

初期アカウントとパスワードは

user=pi, password=raspberry
user=root, password=redsleeve

となっているようです。

初期のSSH

raspberry pi用にディスプレイを用意できない、またはめんどくさい場合はSSHで接続できます。LANケーブルでDHCPの機能がある無線LANルータなどに刺せば、IPアドレスが自動で割り当てられます。
/etc/ssh/sshd_configでは

PermitRootLogin no

となっているので、rootではSSH接続不可です。初期状態ならuser:pi,password=raspberryでOK。
permit=許可する、なので「rootでのログインを許可する」という項目がNOなので、rootでのログイン不可という考え方。前に逆に理解していて焦ったことが^^;

バージョン

[pi@raspberrypi ~]$ cat /etc/redhat-release
Red Sleeve Enterprise Linux release 6.1 (Leap)

試した感想

redhat系のLinuxに慣れている場合、同じ感じで操作できるので楽です。VPSなどでCentOSに慣れている人が「raspberry piは使ってみたいけど、OSの系統が変わるのは嫌だ」という人にいいかも。
ただ、バージョンがまだα(0.3)と浅いため実際に運用に適するかどうかは不明です。バージョン上がって安定するといいかも。(^ω^)

あと、ダウンロードが激遅なのはなんとかならないのかと。0.3手元にあるので、これupして試したい人に早くためさせてあげたいと思ったりするけど。でも作成者の許可なく勝手にupしたらだめだよなさすがに…orz