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eMMC(オンボードフラッシュメモリ)が2GB→4GBに
BeagleBone Black RevCは今までのBeagleBone Blackに改良を加え、より高性能になりました。今回の改良ではRevBに搭載されていた2GBのeMMCを4GBへと変更しております。
4GBあるとだいたいのLinuxは動くので、いいですね
標準OSがÅngstromからDebianへ
また、今回のRevCからはLinuxディストリビューションが変わります。今まではAngstromがプリインストロールされていましたが、RevCからはRaspberry Piにも搭載されているDebianが採用されます。
標準OSがDebian系になるみたいです。ということはRaspbianとほぼおなじ感覚で扱えるので、ちょっと高いけどすぐに開発できて高性能なラズベリーパイという方向でプッシュできそうです。
前のBBBはOSがÅngstromなのでCloud9(JavaScript)で開発はすぐにできるんですが、pythonやRubyで開発したい人はÅngstrom Linuxで自分で入れる必要がある+パッケージ管理システム(opkg)でパッケージがないことがあり、その場合はソースからコンパイルという「これどう考えても初心者向けじゃないだろ」ということが多かったので。
Ångstrom Linuxは悪いディストリビューションではないと思うんですが、使われたことがかなり少ないようで英語でも情報が少ないです
Rev.Cはおねだんちょっとアップして6300円(予定)
前が5000円だったので、ちょっとアップみたいです。4GBのeMMCが高くなってるみたいです。
今までと同じRev.Bはこれからも販売される
Rev.Bは今までと性能変わらず5000円ぐらいです。Rev.A5AとかA5Cとハードウェア的に同じはず。モデル別だと
・Rev.B 5000円ぐらい 今までと同じ
・Rev.C 6000円ぐらい eMMCが2ギガから4ギガ、eMMC内のOSがAngstromからDebian
という感じです。
これから買うなら基本的にはRev.Cの方が良さそうですが、すでにビーグルボーンブラックのGPIOを使って何かを作っている場合(ハードウェア的な互換性を確保したい)、または安いほうがいい時はRev.Bが良さそうです。
届いてPCにつないだらすぐに開発できる+TVにつないだら大画面にぱっとうつる、となるといろんな人に使いやすいかなぁ、と思います(^O^)