ワンコインSIMも使えそうなラズベリーパイ向け通信モジュール「3GPI」が販売しているようです #raspberrypi

スポンサーリンク

コンテンツ

組み込みニュース:メカトラックス、格安SIMも使えるRaspberry Pi向け通信モジュール「3GPI」 – MONOist(モノイスト)より

2014年8月14日に販売開始、出荷開始は9月上旬予定

 メカトラックスは2014年8月14日、Raspberry Piと接続できる携帯電話通信モジュール「3GPI」(仮称)を販売開始したと発表した。出荷開始は9月上旬の予定。

最初の20台が19800円、後は3万円程度での販売を予定

発売記念として、20台を台数限定の特別価格1万9800円にて販売する(以降は3万円程度での販売となる見込み)。

ワンコインSIMの「DTI ServersMan SIM LTE」で動作確認済

 低価格なデータ通信専用SIMなどでの利用を想定した通信モジュールで、DTIの「DTI ServersMan SIM LTE」、ASAHIネットの「ASAHIネット LTE 128Kプラン」については動作確認済みとしている。対応SIMカードは標準タイプ。

日本国内で使うときに、安心の技適取得済

 付属アンテナを装着した状態で技術基準適合証明(技適)を取得しており、利用可能な通信方式はUMTS/W-CDMA(2100/800MHz)、GSM/GPRS/EDGE(850/900/1800/1900MHz)。GPS(A-GPS)も利用できる。

海外製の無線機器だと技適がないことが多いですが、これは日本国製なので技適があります。

技適は日本国内で無線を使う場合は必要なので、コンテストに出したり開発しても安心です

感想

ラズベリーパイで無線通信、というとUSB接続の無線LANアダプタでも可能です。しかし、USB無線LANアダプタは消費電力が大きいためか動作が不安定で、気がつくと切断していることがあります。
ラズベリーパイの無線LANは動作が不安定なため、安定性が求められる業務用に使うことは難しいかと思います。

また、無線LANなので無線LANが届かない範囲で使うことは出来ません。

このモジュールを使うと3G通信が届く範囲で通信ができるようになるかと思います。つまり、日本国内のかなり広い範囲でラズベリーパイで通信を行うことができるようになりそうです

・ラズベリーパイと無線を使ったシステムを作りたいけど、USBのWIFIだと安定性が悪くて不安
・ラズベリーパイと無線を使ったシステムを作りたいけど、外で通信するために3Gの電波を使いたい
・できるだけ安く、どこでも通信できるラズベリーパイを手に入れたい

という「どこでも安定して通信できるラズベリーパイを作る必要がある」ときに検討してみると良い機器ではないかと思います(^o^)