村田製作所がIoT開発向けの無線LANモジュールを販売開始するみたいです #IoT

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組み込み開発ニュース:村田製作所がIoT機器向けの無線LAN Smartモジュール、mbed向けライブラリも提供 – MONOist(モノイスト)より

村田製作所=ただの町工場ではない

調べると超巨大企業です。はんだづけをしたことがある人は、一度は聞いたことがある会社じゃないかと。

株式会社 村田製作所(むらたせいさくしょ、英: Murata Manufacturing Co., Ltd.)は、京都府長岡京市に本社を置く電子部品の製造ならびに販売をおこなう企業である。

電子部品専業メーカーとしては日本トップクラスに位置している。

村田製作所 – Wikipediaより

資本金693億円の巨大な株式会社

資本金 693億77百万円

名前だけ聞くと「部品が足りなくなったから、ちょっと持ってきてよ!遅くなってもいいからさー」って電話すると届けてくれそうなフレンドリーな町工場に思えますが、資本金は任天堂のおよそ6倍と相当な大会社です^^;

そこがIoT開発向けの無線LANモジュールを販売開始する

 村田製作所は2014年9月10日、IoT機器の開発期間短縮やプロトタイピングに適した無線LAN Smartモジュール「LBWB1ZZYDZ-740」を同年9月下旬より販売開始すると発表した。あわせてmbedライブラリ「SNIC Interface」も公開する。

無線通信モジュール合戦の幕開け…か?

IoT=モノのインターネットの場合、小型の機器同士を連携させるためには有線より無線のほうが適しています。有線だとどうしても配線が必要になり、ケーブルが邪魔になるので。

その一方で、たとえばラズベリーパイにUSB接続の無線LANアダプタをつける場合、消費電力が大きいためやや不安定な動作になりがちです。何度か使ったことがあるのですが「気づいたら切断されている」ことがあり、安定していなかったです。

使っているUSB無線LANアダプタにもよる可能性もありますが、総じて「USB無線LANアダプタ」は消費電力がラズベリーパイなど、カードサイズPCに取っては大きい部類かと思います

不安定な動作をする場合、趣味としては問題無いですが「製品開発」としては使いづらいです。

そこで「安定した、省電力な無線通信モジュール」がどうしても必要になります。

省電力な無線通信モジュールはインテル エジソンなどでもパーツとして販売されそうですが、その分野に村田製作所が乗り込んできた感じです。

日本国内で使える無線通信モジュールもある

日本国内だとTWE-LITE(とわいらいと)というものも既にあるので、どちらが主流になっていくかむずかしいところですね!

どちらにしても、日本国内で「技適つきで安定して省電力な無線通信モジュール」は。日本がIoTの分野開発していくためには必要不可欠だと思うので、開発しやすい良い製品がたくさん出てくるといいですね!