【CentOS】^(キャロット)コマンド:直前に実行したコマンドを少し変えて実行する

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CentOSでサーバの設定をしていると、よく設定ファイルを表示して、次にviなどのエディタで編集するということがあります。
たとえばsamba ((サンバ。WindowsとLinuxの間でファイル共有を行なうためのサービス。Linux上で起動するとファイルサーバになる))の設定をGUIから行なうswatを設定する場合

# cat /etc/xinetd.d/swat
# vi /etc/xinetd.d/swat

としますが、/etc以下のディレクトリをもう一度打つのはめんどくさい。TABで補完すると少し早くなりますが、それでもめんどくさい。そんなときに^(キャロット)コマンドを使うと、キーボードを打つ量が少し減らせます。

# cat /etc/xinetd.d/swat
# ^cat^vi
vi /etc/xinetd.d/swat

キャロットの意味は「さっき打ったコマンドのcatをviに変えてもう一度実行しろ」という意味です。ちょっとだけ楽。

ところで^をなんて読むか調べると、キャロットやカレットと読むようです。英語だとcaret。自分はハットと読んでいたんですが、キャロットの方が主流なのかもしれないので、両方覚えておきます。豆知識。

パソコンのキーボードの記号の読み方に^の読み方が書かれていました。