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メインマシンが非力なので、VNCを通してVirtualBoxを使っていたら「キーボードでコロンがどうやっても打てない」という地味だけど困ったバグに遭遇したのでメモ。
状態
キーボード配列がたぶん、英語キーボードですらないものになっている。どうやっても日本語配列にならない。英語配列になっても、SHIFT+「れ」キーではコロンが出てこない。英語キーボード配列の場合、コロンはセミコロンのキー(ひらがなの「れ」+shiftキー)でうてるはずなんですがうてませんorz
マシンやネットワーク状態
ホストOS1:Windows7 32bit(RealVNC)
|間はVNCにて接続
ホストOS2:CentOS6.2 64bit
|間はVirtualBoxにて接続
ゲストOS:UbuntuServer 12.04 LTS
物理マシンは2台、LANで接続済み。
発生原因
VNCの多段接続。VirtualBOXもたしか内部ではVNCで接続しているはずなので。
個人的には別に英語で表示されたり、英語キーボードであってもコロンやイコールさえ打てれば設定を書き換えて日本語にできるのでかまわないのですが、これはゲストOSで「どうやってもコロンが打てない」というなかなかすごい状況になります。
コロンが打てないとこうなる その1
NFSマウントをするときには
sudo mount -t nfs 192.168.100.100:/linuxshare /linuxshare
と打ちますが、コロンが打てないので当然NFSマウントができません(´・ω・`)
NFSマウントなんてしないしー
という場合でも、viでファイル編集することもあると思います。
vi起動→ファイル編集オワタ→保存して終了するよ(`・ω・´)
と、保存して終了コマンドは
:wq
こんなところにまでコロンが!保存して終了できない(´・ω:;.:…
と、コロンなんて大したことないし打てなくてもなんの影響もない、そう思っていた時期が僕にもありました。n
コロンさん軽視していてごめんなさいm(_ _)m
対策
不明。CentOSのVNCServerが絡んでいるような気もしますが。一番いいのは「VNC多段接続をやめる」という気がするorz 使ってみてVNCも1段だとほとんど問題起きないから、仮想化する場合はVNCを通さず1回にしておいたほうがいいのかも。仮想化は思わぬところでトラブルが起きることがあるから、やっぱり物理的なマシンというのは大切なんだなぁと実感(´Д`)
最初原因不明、というかUbuntuServerに慣れていないからUbuntuServerの日本語まわりの設定かと思ったんですが、それであっても英語キーの配列にすらなっていないのはたぶんバグ。
原因を推測するのにVNCの多段接続でキーボードの情報が失われる件 | そういうふうになっている | Greedyさんのブログがとても参考になりました。ありがとうございます。
次は物理マシンか、VNC1段(ホストOSのVirtualBoxにUbuntuServer)で試してみようと思います。
2012/10/30 追記
VNCクライアントをUbuntuの「Remmina リモートデスクトップクライアント」に変更してもダメでした。構成は
ホストOS:Ubuntu 12.04LTS 32bit(Remmina リモートデスクトップクライアント)
|間はVNCにて接続
ホストOS兼ゲストOS:CentOS6.2 64bit(vncserver)
|間はVirtualBoxにて接続
ゲストOS:UbuntuServer 12.04 LTS(VirtualBox)
物理マシンは2台、LANで接続済み。