ビーグルボーンブラックを使ってみる – miniUSBを差した時にオンボードフラッシュメモリからOSが起動している?-

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なんか色々試していると、どうもPCとminiUSBを差した時にオンボードフラッシュメモリ内のAngstrom Linuxが起動している気がする。
だとするとAngstromは起動が相当速いような…

起動後LANケーブルをつなげるとDHCPでIPアドレス取得、SSHログイン可能

っぽい。DHCP割り当てのIPアドレスでSSHログインできた。

ビーグルボーンブラックのオンボードフラッシュメモリ(eMMC)=ファイルが入っているだけのただのUSBメモリだとこれ無理だと思うんだよなぁ。
Linuxが起動していないとこういうことできないような…

以下、ビーグルボーンブラックのオンボードフラッシュメモリ(2GB)に始めからあるAngstrom Linuxの情報。

root@beaglebone:~# cat /etc/angstrom-version 
Angstrom v2012.12 (Core edition)
Built from branch: danny
Revision: abdca5ed77a803e9eb8fdacd4977956755276c3b
Target system: arm-angstrom-linux-gnueabi

たぶんv2012.12がバージョン。2012年12月版とUbuntu的なバージョンのつけ方っぽい

root@beaglebone:~# df -h
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
rootfs          1.7G  1.3G  341M  79% /
/dev/root       1.7G  1.3G  341M  79% /
devtmpfs        250M     0  250M   0% /dev
tmpfs           250M  4.0K  250M   1% /dev/shm
tmpfs           250M  200K  250M   1% /run
tmpfs           250M     0  250M   0% /sys/fs/cgroup
tmpfs           250M  4.0K  250M   1% /tmp
/dev/mmcblk0p1   70M   54M   16M  78% /media/BEAGLEBONE_

容量は2ギガ

root@beaglebone:~# uname -r
3.8.6

カーネルは3.8.6

といってもオンボード上の交換できないフラッシュメモリ上でガンガン実験するのもなんだか怖いので、microSDにAngstromかUbuntuいれて実験してみると思います。

あと、USB接続後にIPアドレス割り振って「USBがなんちゃってLANみたいにふるまう」のは「Ethernet over usb」とか言うらしい。

df -hをラズベリーパイ(raspbian)と比べると

ファイルシス   サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
rootfs           3.6G  2.0G  1.5G   59% /
/dev/root        3.6G  2.0G  1.5G   59% /
devtmpfs         117M     0  117M    0% /dev
tmpfs             24M  200K   24M    1% /run
tmpfs            5.0M     0  5.0M    0% /run/lock
tmpfs             47M     0   47M    0% /run/shm
/dev/mmcblk0p1    56M   17M   40M   30% /boot

rootfsと/dev/rootが同じサイズやマウントポイントで2回出てくるのは、なんかしらないけどSDから書き込んだものはこうなるのかなぁ。
ARMマシンを比較してみると、ARMから起動したOSの特性とかそんなのがわかる気がする。