beagle bone black(ビーグルボーンブラック)を使ってみる – Ubuntu13.04(ARM)で起動する –

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久々にbeagle bone blackをつつく気になったのでつついてみた。
以前にマイクロsdにUbuntu13.04 ARMを入れていて、それを起動したらなんか「パスワードが違う」と言われSSHで接続できなくなっていなのでBeagleBone Black with Ubuntu | Robotic Controlsさんの記事を元にマイクロSDにUbuntu13.04(ARM)をインストール→起動までの手順をメモメモ。

イメージを作成したPCはUbuntu12.04です。

イメージのダウンロードとマイクロSDへの書き込み

http://robotic-controls.com/sites/default/files/learn/ubuntu-13.04-console-armhf-2013-05-18.tar.xz
からイメージをダウンロード後

$ tar xJf ubuntu-13.04-console-armhf-2013-05-18.tar.xz
$ cd ubuntu-13.04-console-armhf-2013-05-18
$ sudo ./setup_sdcard.sh --mmc /dev/sdd --uboot bone_dtb --svideo-ntsc --swap_file 1024

/dev/sddはマイクロSDのパス。ここの指定を間違えると既存のハードディスクなどが吹き飛ぶので、慎重にどうぞ。
上のコマンドを実行した時にも

I see...
/sbin/fdisk -l:
Disk /dev/sda: 500.1 GB, 500107862016 bytes
Disk /dev/sdb: 1500.3 GB, 1500301910016 bytes
Disk /dev/sdd: 7964 MB, 7964983296 bytes

lsblk:
NAME   MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
sda      8:0    0 465.8G  0 disk 
├─sda1   8:1    0   100M  0 part /media/システムで予約済み
├─sda2   8:2    0  97.6G  0 part /media/68A204AEA2048334
├─sda3   8:3    0     1K  0 part 
├─sda5   8:5    0 360.1G  0 part /
└─sda6   8:6    0     8G  0 part [SWAP]
sdb      8:16   0   1.4T  0 disk 
├─sdb1   8:17   0   1.3T  0 part /mnt/winlocal_d
├─sdb2   8:18   0  89.4G  0 part /media/9f5411c8-1fa1-4123-9c18-8a04c00cddb0
├─sdb3   8:19   0     1K  0 part 
└─sdb5   8:21   0   8.3G  0 part 
sr1     11:1    1  1024M  0 rom  
sdd      8:48   1   7.4G  0 disk 
├─sdd1   8:49   1    64M  0 part /media/boot
└─sdd2   8:50   1   7.4G  0 part /media/rootfs

Are you 100% sure, on selecting [/dev/sdd] (y/n)? 

な感じで、ディスク一覧と容量などが出ます。上のやつだと「/dev/sddは7.4ギガでそれにイメージ書きこむけど、本当にいいの?」って出てきます。自分の場合はマイクロSDが8ギガのものなので、OKです。

Ubuntu12.04の場合は

$ sudo apt-get install dosfstools git-core parted u-boot-tools wget

をしておかないとマイクロSDに書きこむ時に「必要なパッケージがないよ!」と怒られるのでインストールしておきます

起動

1.上の手順で書き込んだマイクロSDをビーグルボーンブラックのマイクロSDスロットに入れる
2.Ubuntuが起動しているマシンのUSB2.0ポートとビーグルボーンブラックのminiUSBポートを接続する
3.するとマイクロSDのUbuntu13.04(ARM)が起動し、SSHで接続出来ました。(∩´∀`)∩ワーイ

$ ssh ubuntu@192.168.7.2

で、初期パスワードは「temppwd」で。
これだとWindowsなどが起動しているマシンがあれば、それに接続するだけでSSHと電源供給ができるのでさっと使うときに楽です。LANつながなくていいし。
LANルータがなくても使えるんじゃないかなぁ、と。

これで起動イメージが作れるようになったので、色々試してみようと思います(∩´∀`)∩