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3Dの小物アイテム(コップとか)を作るのがけっこう楽しいので、どうせなら3D素材を作れないかと色々試した時のメモ。
結論から言うと、できるっぽいです。blenderのバージョンは2.63a(Win7),clip studio paintのバージョンは1.2.7(Win7)
とりあえずblenderに最初からあるcube1個をエクスポート。
blender側(エクスポート)
1.起動する
2.最初からあるキューブにマテリアルを貼る。とりあえず色をつければいいみたいなので、マテリアル→デフューズで色つける
3.obj形式でエクスポート
エクスポートの時のオプションはそのままでいいっぽい。オプションに倍率もあるけどデフォルトのx1.0のままでいいみたい。
マテリアルを貼らないとエクスポート先のclipstudiopaintで読み込めません。詳しくは↓の記事をどうぞ
Blenderでモデリングした3D画像の読み込み方 | CLIP STUDIO PAINTの要望・不具合ボード | CLIP
clip studio paintの3D素材読み込みの形式は公式の3D素材を読み込むもどうぞ
形式はobjとかlwoに対応しているみたいです
clip studio paint側(素材読み込み,インポート)
1.起動する
2.新規キャンバスをつくる
3.キャンバスにblenderでエクスポートしたobj形式のファイルをドラッグアンドドロップする
と、3D素材として読み込まれます。
新規キャンバスを作らずにobj形式ファイルをドラッグアンドドロップすると「対応していない形式です」と表示されてエラー。
また、clip studio paintのメニューの「開く」からはobj形式のファイルは開けません。3D素材はドラッグアンドドロップで放り込む方法のみみたいです。
clip studio paint側(3D素材の操作)
新規キャンバスにドラッグアンドドロップで放り込むと、その素材用の3Dモードみたいなのになります。
あとは左のメニューから「光源」「サイズ」「輪郭線」が調整出来ます。
blenderのキューブをエクスポートしたものを読み込むと
・3D素材のサイズがキャンバスいっぱいででかすぎる→最初はclip studio paintの「オブジェクトに注視」が有効になっているようで、そのせい。これをOFFにするとそれなりのサイズになる
・色が違う→clip studio paintの「光源」を有効にするとつくと思う
・なんか太い線がある→輪郭線のデフォルトが20とサイズがでかい。これを1にするとたぶんOK
読み込み時
キャンパスいっぱいの灰色のやつがインポートしたオブジェクト。すごく大きく見える^^;
3D素材(オブジェクト)選択中は、赤っぽい色が3D素材全体につく。選択を外すと元の色に戻る
・左メニュー(ツールプロパティ)の光源にチェックをつけると光源が有効=光と影がつく。blenderの色は光源を有効にすると反映される?
光源を有効にして、物体を回転したときのキャプチャ
3D素材以外のブラシ素材など
ブラシ素材などは主に画像から作るみたいです。詳しくは公式の講座をどうぞ
素材を作ろう!-CLIP活用- | CLIP
clipにメタセコイアでの講座があるので、blenderよりメタセコイアに慣れていて3D素材を作りたい場合はメタセコイアのほうがいいかもしれない。
Metasequoia 使い方講座 | CLIP