ビーグルボーンブラックを使ってみる – GMOでVPSの基盤として使われている Open Stack のインストール –

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5000円ぐらいで買える、ラズベリーパイより高速なARMボード「ビーグルボーンブラック」を使って見ようという記事です。

ビーグルボーンブラックの標準OSはÅngstrom Linux(オングストローム リナクス)でかなり癖があって使いにくいですが、OSをUbuntuにするとラズベリーパイと同じ方法でサーバ構築ができます

ビーグルボーンブラックのOSをUbuntuにする方法は以下の記事をどうぞ
Linuxブログ : ビーグルボーンブラックを使ってみる – Ubuntu12.04(ARM)を使う –

インストール

1.OpenStackをインストールするために必要なソフトのインストール

sudo apt-get update
sudo apt-get install git

2.OpenStack本体のインストール

git clone https://github.com/openstack-dev/devstack.git
cd devstack; ./stack.sh

OpenStackの設定方法は検索すると出てくると思います。ARMマシンでVPSが作れたりするようになるかもしれませんね(^O^)

ラズベリーパイは遅いけどビーグルボーンブラックはどう使うかわからないよー>< という場合に役立つかと思います。

ビーグルボーンブラックのOSをUbuntuにすればラズベリーパイより高速で、消費電力も1時間3ワット程度で1ヶ月ずっと使っても60円ぐらいという、高速高性能で省電力、かつ無音サーバができます(^o^)

サーバの動作が遅いなぁ…という場合は

ビーグルボーンブラックのCPUを高速にすることはできませんが、コンパクトなサーバを買ってそれにUbuntuをインストールすることで、動作も早くラズベリーパイやビーグルボーンブラックと同じ方法で高速なサーバを構築することができます

安いものだと以下のような16000円程度でコンパクトなサーバが手にはいります(^O^)
HP ProLiant MicroServer N54L (TurionII NEO N54L 2.2Ghz/2GB/250GB)
HP ProLiant MicroServer N54L (TurionII NEO N54L 2.2Ghz/2GB/250GB)

ラズベリーパイやビーグルボーンブラックにUSB接続のハードディスクやSDカードをつけると結局15000円程度になり、CPUが遅く使いづらいサーバにしかならないので、同じ金額をかけるなら上のようなコンパクトなサーバをおすすめします。起動もSDカードでなくハードディスクになるので信頼性も上がり、快適に使えます。

動くのが遅いなぁ、と思う場合はコンパクトなサーバを買うといいかと思います