サーバを作る、というとCentOSで作ることが多いですがラズベリーパイは標準OSがraspbianというdebian系のOSのため、操作が少し違います。その辺を説明しながら、CentOSを使い慣れている人にわかりやすいように書いていきます。
wwwサーバを作る
CentOSだと
yum install httpd
ですが、ラズベリーパイの標準OSのraspbianだと以下のコマンドがほぼ同じ意味になります
sudo apt-get update sudo apt-get install apache2
CentOSのyum=ラズベリーパイのapt-get
CentOSの
yum install httpd
は、yumで探すファイルリストの更新とソフトのインストールを一つのコマンド「yum install httpd」でします。
raspbianの場合は、その2つを「apt-get」で行います
sudo apt-get update
でyumで探すファイルリストの更新を行い、
sudo apt-get install apache2
でapache2(CentOSだとhttpd)をインストールします。
また、CentOSだとソフトのインストールは基本的にrootになってからします。
raspbianでは標準の状態ではrootは無効になっており、root権限が必要な操作(ソフトのインストールなど)はsudoコマンドを使って行います。
sudoを使うと、ユーザが「そのコマンドを実行するときだけ、一時的にrootになる」のでずっとrootであるよりミスが減ります。
sudoの時に入力するパスワードは、それを実行した時のユーザ(ラズベリーパイ上だとユーザpi)のパスワードです。
CentOSとちょっとやり方が違いますが理屈は同じなので、コマンドを覚えるとほぼCentOSと同じように使えます(^O^)