Galileoコミュニティーをのぞいてみると、どうやらArduinoと互換性があるといっても各ピンから出る信号の立ち上がりタイミングとかパルス幅とか微妙な違いがあるようで、シンプルな機器でも従来のライブラリに依存するスケッチの多くは動作に問題があるか、さっぱり動かないようだ。
なん…だと……
現在のところ、『Galileo開発ボード』は名前のようにあくまで『Galileo』というボードをどう使うか開発するためのもの。LANやSDカード(もちろん処理速度の速いCPUも)が標準で付いているというのは魅力だが、やはりArduinoとしてなにかを作るのであればArduinoボードを使ったほうがよさそうだ。
こうなると「Arduino互換ではなく、別のGalileoという専用ボードを買う」と考えたほうが今のところは良さそうですね
でもこれ「Arduinoと互換性があるから買った」って人に対しては、かなりキツイなぁ。ガリレオで既存のArduinoスケッチが動かない時の原因調査で
1)既存のArduino用のスケッチがおかしい
2)ガリレオのArduinoと既存のArduinoが微妙に異なる部分がある
3)そもそもパーツの仕様が変わった、または調子が悪い
となると、よほど電子工作に精通していないとデバッグできないと思う。
いまのところはArduino Uno R3買ったほうが安定してそうですね。電子工作の初心者の場合は特に、情報が多くて安定しているArduinoかラズベリーパイの方がいいかと思います。両方ともだいたい3000円ぐらいで安いし。
Arduino Uno R3
後はインテルのがんばりに期待ですね( ・`ω・´)