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電子工作やIoTをもっと快適にするマイコン「HummingBoard」が登場 : ギズモード・ジャパンより
お値段44.99$から
値段は512MBのメモリを搭載した「HumminBoard-i1」が44.99ドル(約4,600円)で、プラス10ドルで電源アダプタを付属できます。
CPUやメモリが交換可能
これだけでもすごいのですが、さらにCPUとメモリユニットを交換することだってできるんです。
ラズベリーパイより高速なCPU
HummingBoardはRaspberry Piが採用するCPUである「700MHz ARMチップ」より高性能な「1GHz ARMチップ」を搭載していて
開発元は5cm四方の超小型PC「Cubox」を作った、イスラエルのSolidRun社
CuBox-i4Pro | SolidRun.comのCuboxの紹介ページにHumming Boardがあるので
感想
・CPUやメモリが交換可能なのは良い点。しかし、もともとの開発ボード自体が4500円と安価なため、CPUやメモリのみを交換する値段と次モデルのボードを買う値段があまり変わらなくなるような気もする
→両方交換したら6000円、となると交換に躊躇する
・同じSolidRun社の超小型PC「Cubox」は日本での流通が少ないので、Humming Boardが普及するかは「日本で買いやすくなったときの値段と流通量」によるのではないかと思います。
IoT=モノのインターネット関連のプログラムやシステムを作る場合、GPIOにつなぐ事が多いです。
そのGPIOのピン配置は開発ボードごとに異なるため、どんなにCPUやメモリの性能が良くても「日本で安定して手にはいらない」場合、開発しづらくなったり、作ったものが展示できなくなったりして無駄になる可能性があります。
また、ボードにWIFIがついていても日本での技適(技術適合マーク)の認証を受けていないと使用できなかったり、電源が付属していてもEU圏と日本ではコンセントの形状や電圧が違うため、そのまま輸入しただけでは日本国内で使えないこともあります。
そこらへんがクリアできればいい製品になりそうな気がします。3ヶ月ぐらい経って、日本で電子工作用開発ボードを扱う店でどれだけ扱われるかが普及のキーポイントかと。CubieBoardみたいに、日本での総代理店があると良いのですが。
なんだかんだと、ラズベリーパイの「日本での供給の安定さ」は大したもんだと思います。最初の時の品不足以外、安定して買えるので。ビーグルボーンブラックやインテル ガリレオより安定しているのは地道にすごいです。
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Humming Board(ハミング ボード) [Linux/電子工作/ガジェットwiki]