SDカードサイズの超小型プラットフォーム「インテル エジソン」が日本で10月に発売予定のようです #intel #edison

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Intel、指先に乗る極小x86コンピュータ「Edison」を正式発表 ~日本でも10月発売 – PC Watchより

インテル エジソンはSDカードサイズの超小型コンピュータ

 実際に正式発表される製品版では、35.5×25×3.9mm(幅×奥行き×高さ)という幅と奥行きがSDカードよりも1mm程度ずつ大きなものになった

ほぼSDカードサイズです

日本でも10月に発売予定、サポートも日本語

また、日本では10月の発売が決まっており、コミュニティサポートは日本語でも行なわれる。

インテル ガリレオは全部英語だった気がするので、インテルが日本にちょっと本気になったように見えます

実際に使用するには「Edison Board for Arduino」と「Edison Breakout Board」が必要

インテル エジソンは本当に本体だけで、ArduinoやPCとつなげるには上のキットが必要みたいです。こちらの日本での発売時期や価格はまだ不明です

MCU(Memory Control Unit;メモリコントロールユニット)にインテル ガリレオのSocのQuarkを搭載?

また、MCUとして100MHz駆動のQuarkも実装されている。

ガリレオのQuarkはたしか400Mhz駆動だった気がするので、それより遅いですが「ガリレオのCPUみたいなものをメモリコントロールユニットとして含む」のは、ガリレオとエジソンを統合していきたいんじゃないかなーインテル、って気がします。

また、MCUのOSが「Realtime OS」なので、リアルタイム処理が必要なロボット開発も出来そうな気がします

OSはYocto Linux v1.6

Yocto Linuxは確かインテル ガリレオで使うことが出来たOSで、その上でUbuntuやらなんかいろんなLinuxが動いていた気がします。
コンセプト自体は悪くなかったんですが、インテル ガリレオがないと試せなかったOSなのでパスしていましたがそれがデフォルトOSになったみたいです。

開発環境が幅広い

開発環境はArduino IDE、C/C++/Python(Eclipse)、Node.js/HTML5(Intel SDK)

HTML5というのがなかなかすごい気がします。前のインテル ガリレオはほぼ「Arduino IDE」専用で、pythonが実行できると言ってもプログラムを見ると「Arduino IDEからpythonスクリプトを呼び出しているだけ」と、これはpythonで開発できると言っていいのか少し迷うレベルだったので。

感想

インテル ガリレオ2が初代と比べてあまり変化がなかったのでインテルはIoTのやる気が無くなったのかと思っていましたが、どうもこの「インテル エジソン」の方に開発を集中してきているような気がします

本体の値段と、拡張キットの値段と日本での発売時期によりますがなかなかおもしろそうな小型コンピュータですね!

個人的にはインテル ガリレオの時は「Arduino用の拡張機器がなんででないのかなー,Arduino互換というなら違う部分だけ販売してくれれば持っているArduino使えるのに」と思っていたので。

それがエジソンででたということは、割とインテルが本気な気がします( ・`ω・´)

インテルは2代目に本気出す、というのがわりと恒例になってきたような

IoTに興味はあるけど、ラズベリーパイのLinuxはどうも開発しづらい人には良さそう

ラズベリーパイで開発は、Linuxに慣れていれば色々出来ますが慣れていないと液晶TVにつないで遅いCPUで作業しなければならない+OSがLinuxなので、Windowsに慣れている人は作業しづらいと思います。

インテル エジソンは使える言語も多く、たぶんWindows向けのSDKも提供されると思います。前のガリレオもWindows向けのSDKが提供されたので。

ハードウェアを使ってなにか楽しい物を作りたいけど、Linuxやラズベリーパイは「安いけど、どう操作して開発していいかわからないなぁ…」という方に良いかと思います。

本体と拡張ボード込みで7~8000円と、ガリレオ並の値段だといいなぁ。

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intel Edison(インテル エジソン) [Linux/電子工作/ガジェットwiki]