【2016年版】ラズパイでNASを作るよりコストも時間もかからない!つなぐだけで使えるおすすめのNAS3つ!!

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ラズパイでNASを作るときにめんどくさいこと

標準ストレージがマイクロSDのため、容量当たりのコストが高い

マイクロSDは128ギガで4780円です。

一方3.5インチHDDは2Tテラで6080円と、容量あたりのコストが高いです・

1ギガ当たりのコストを計算すると
マイクロSD 4780(円)/128(ギガ)=37.34円/ギガ
3.5インチHDD 6080(円)/2000(ギガ)=3円/ギガ

と、およそ12.5倍のコスト差があります!

LANが遅い

CPUがいくら早くなっても、ネットワークが遅いとNASとしての性能は下がります

NASとして使うだけでもSambaの設定ファイルの理解が必要になる

バージョンアップすると変わることが多いので、また設定が必要になります。

別のHDDにバックアップをする場合、Linuxコマンドの理解が必要になる

できないことはないですが、難しいです。

と、時間や設定の手間をコストと考えるとラズベリーパイでNASを作るのはコスパの良い選択ではないかと思います。

刺すだけで使える!シンプルでおすすめのNAS

【15000円】I-O DATA ネットワーク接続ハードディスク(NAS) 2.0TB LAN接続 ミレニアム群青 HDL-T2NV

ハードディスク2TBのNASです。15000円ぐらい

【15000円】BUFFALO リンクステーション 210シリーズ ネットワーク対応HDD(NAS) 2TB LS210D0201N

ハードディスク2TBのNASです。15000円ぐらい

【本体のみ2万円】設定は手間がかかるけど、HDD4台で超堅牢なNASが作れるNETGEAR 104

ハードディスクは最初はついていませんが、最大4台搭載できるNASです。本体のみで2万円です。

上記のどのNASも、ラズパイで同じ容量のNASを作るとそれ以上のコストがかかるのでおすすめ!

仮にラズパイで2TBのNASを作る場合、最低限以下のものが必要になります。

本体 6000円

電源 2000円

起動用マイクロSD 1000円

USB2.0接続ハードディスク 2TB 9480円


ラズパイのNASを起動するまでの小計【18480円】(ただし設定にかかる時間を除く)

と、ハードウェア代だけで一番安い2テラのNASの値段を超えています…。そのうえさらに
・Linuxでの設定になるので基本英語のみ
・バージョンが上がったらまた設定しなおし
・不具合があってもすべて自力で解決する必要がある
と、設定する時間をコストと考えると「ラズパイでNASを作るのは決して安価とはいえない」選択です。

勉強用にはいいですが、実際に道具として毎日使う上での「性能」「安定性」「コスパ」を求めるなら、ラズパイでNASを無理に作るよりは専用の機器を買うことをお勧めします!