bash on Ubuntu on Windowsを使ってみる – 実行結果をファイルに追加で書きこむ!(>>,追加リダイレクト)

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bash on Ubuntu on Windowsを有効にする方法と起動方法は、以下の記事にまとめてあります。よろしければご利用ください。

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リダイレクトとは

リダイレクトとは、シェルスクリプトで実行結果を別のものに出力するためのものです。
通常、シェルスクリプトでコマンドを実行すると実行結果は画面に出力されます。
たとえば「実行結果をファイルに追加しながら書き込んで、後から表示できるようにしたい」というときにリダイレクトを使います。
追加をするためのリダイレクトは半角の「>>」がよく使用されます。

それでは実行してみましょう!echoコマンドの実行結果をファイルに追加して出力してみます。ファイル名は「a.txt」とします。

$ echo "test!" >> a.txt

実行できました。リダイレクトがない時は画面に「test!」と表示されますが、リダイレクトがあるためファイルに実行結果が出力されています。

次に、ファイル「a.txt」の内容を確認してみます。確認には「cat」コマンドを使用します

$ cat a.txt
test!

確認できました。ファイルにechoコマンドの実行結果が追加して書き込まれています。

追加リダイレクトをさらに確認するには、以下のコマンドを実行します。

$ echo "test!" >> a.txt

ファイルの内容を確認してみます。

$ cat a.txt
test!
test!

ファイルに追加されていることが確認できました!