bash on Ubuntu on Windowsを有効にする方法と起動方法は、以下の記事にまとめてあります。よろしければご利用ください。
64ビット版 Windows10のインストール
「bash on Ubuntu on Windows」と呼ばれている機能です。
2017...
「bash on Ubuntu on Windows」のインストール
2017年5月現在、64bit版のWindows10に加えてWind...
「bash on Ubuntu on Windows」のインストール
2017年5月現在、64bit版のWindows10に加えてWind...
前回までの記事
この記事はbash on Ubuntu on Windowsを使えるようにするまでの記事の4番目です。1-3番目の記事は以...
リダイレクトとは
リダイレクトとは、シェルスクリプトで実行結果を別のものに出力するためのものです。
通常、シェルスクリプトでコマンドを実行すると実行結果は画面に出力されます。
たとえば「実行結果をファイルに追加しながら書き込んで、後から表示できるようにしたい」というときにリダイレクトを使います。
追加をするためのリダイレクトは半角の「>>」がよく使用されます。
それでは実行してみましょう!echoコマンドの実行結果をファイルに追加して出力してみます。ファイル名は「a.txt」とします。
$ echo "test!" >> a.txt
実行できました。リダイレクトがない時は画面に「test!」と表示されますが、リダイレクトがあるためファイルに実行結果が出力されています。
次に、ファイル「a.txt」の内容を確認してみます。確認には「cat」コマンドを使用します
$ cat a.txt test!
確認できました。ファイルにechoコマンドの実行結果が追加して書き込まれています。
追加リダイレクトをさらに確認するには、以下のコマンドを実行します。
$ echo "test!" >> a.txt
ファイルの内容を確認してみます。
$ cat a.txt test! test!
ファイルに追加されていることが確認できました!