ラズベリーパイゼロWとラズベリーパイ3,どちらを買うべきか色々比較してみました #ラズパイ #ラズベリーパイ

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本体価格

ラズベリーパイゼロWが1500円ぐらい、ラズパイ3が5500円ぐらいです。
ラズベリーパイゼロWのほうが安いのですが
・2017年7月現在、日本では品薄(日本では発売したばかりのため)
・デスクトップとして使う場合、別のパーツが必要
となっています。

手に入りやすさや後で買う必要があるパーツの事を考えると、一概にラズパイゼロWのほうがコスパがいいとは言えないかも。

マイクロSDカード

どちらもマイクロSDカードで8GBぐらいのものがあれば、とくに問題ないと思います。16GBあると容量不足もなく、安心かと思います。
以下のものは16GBのものです。

電源

ラズベリーパイゼロWは1Aぐらい?で動作します。ラズパイ3は安定動作するためには2.5Aのものが必要です

ラズベリーパイゼロWを起動させる場合、とりあえずスマホ用の電源が使えることが多いかと思います。
3の場合は2.5Aとけっこう大きい容量が必要なので、専用の電源を買ったほうが動作が安定するかと思います。

以下のものだと3Aまで対応しており、フル負荷も試されているようなのでラズベリーパイ3でAIや画像解析のような「負荷がかかる処理」をさせる場合でも安心かと思います。

USBポート

ラズベリーパイ3では、最初からUSB2.0ポートが4つあります。ラズベリーパイ3をデスクトップPCとして使う場合、USBのキーボードとマウスもすぐに使えます。

それに対してラズベリーパイゼロWはマイクロUSB2.0ポートが2つありますが1つは電源用です。そのため、USB機器の接続ができるUSBポートは1ケとなります。
ラズベリーパイゼロWにUSBキーボードとマウスを接続する場合USB機器の接続ができるポートは2つ必要になりますが、ポート数が足りません。

GPIOポート

ラズベリーパイ3ではGPIOピンが最初からはんだづけされているので、最初から使用可能です。

それに対してラズベリーパイゼロWはGPIOピンはありますがハンダづけされていないため、自分でGPIOピンを買ってはんだづけをしないとGPIOピンが使用できません。

ディスプレイ端子

ラズベリーパイゼロWはミニHDMI端子です。ミニHDMI用のHDMIケーブルを持っていない場合、別途変換アダプタが必要になります。
ラズベリーパイ3は通常のHDMI端子です。

CPU

ラズベリーパイゼロWのCPUは1コアです。ラズベリーパイ3のCPUは4コアなので、ゼロWよりずっと高速なCPUです。

まとめ

とりあえず「ラズベリーパイに気温や湿度などのセンサをくっつけて、いろいろやってみたい」場合はラズベリーパイ3が良いかと思います。
手に入りやすい上にUSBポートも多く、発売してからの期間も長いので情報や書籍も多いです。

それに対してラズベリーパイゼロWは安価ですがポートなども少ないため、はじめてつかうラズパイとしてはあまりおすすめしません。

・ラズベリーパイに興味があるので、始めて使ってみたい!
・気温センサとかのリアルなセンサを使ってみたい
場合、最初からすぐに使えるラズベリーパイ3がおすすめです。

ラズベリーパイゼロWは「ラズベリーパイ3でIoTシステムを作成したけど、消費電力や設置する場所などのためにそれが設置できない」時に、IoTシステム自体を超小型化するときに役立つと思います。

2017年7月時点では、はんだづけができないとGPIOを使用する気温センサなどが接続できないため、慣れていない人には難易度が高いかと思います。

ラズベリーパイで気圧センサをハンダづけをしてみた時の記事はいかにあるので、よかったらどうぞ!
「ハンダづけ?なにそれおいしいの?」状態からやった時のメモ。
※ハンダづけは調べずにやると事故になる可能性があるのでよく調べてからやるorできれば最初は詳しい人に実際に見てもらいながらするといいと思います。

気圧を取りたいので。Arduino Uno R3 + 気圧センサのやつがどうやっても安定しないので(´;ω;`) これ ...
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