IoT向けPCの標準、ラズベリーパイ
デスクトップ用途、自宅サーバ、電子工作などの全ての用途に使うことができます。日本では「ラズパイ」と呼ばれることが多いです。
迷ったらこれを買っておけばいいかと思います!
2018年11月ではラズベリーパイ3Bが最新型です!ラズベリーパイ3は前モデルよりCPUが速くなり、無線が標準装備になりました!
初めてラズベリーパイを買う場合には、電源やケース、ケーブルなどが付属していてすぐに使うことができる以下のようなスターターキットがおすすめです!
Raspberry Pi3 コンプリートスターターキット (Standard 32G)
ラズベリーパイの本体をすでに持っていて、マイクロSDカードやケーブルをすでに持っている場合は本体のみの購入だとコスパが良いです!
RSコンポーネントRaspberry Pi 3 B +マザーボード
ラズベリーパイ3Bの特徴
・利用者が多い!わからないことがあってもWEBで検索すると、たいていすぐに解決する
・利用者が多いので、書籍も多い!書籍があるとゼロから体系的に学ぶことができます!
そのため、初心者にもやさしいハードウェアです!
・ラズベリーパイ向けのウブンツが動作する!
ラズベリーパイゼロ シリーズ
ラズベリーパイ3Bを小型にしたものです。ハードウェアの違いごとに、3つのシリーズがあります
基本のラズベリーパイゼロ
ラズベリーパイ3Bを薄く超小型にしたものです。小型にした分機能が少なく、無線LANなどの機能がありません。
ラズベリーパイゼロに無線LANとBluetooth機能を追加した「ラズベリーパイゼロW」
ラズベリーパイゼロに無線LANとBluetooth機能を追加したものです。
ラズベリーパイゼロWにピンヘッダをはんだづけし、GPIOがすぐに使える「ラズベリーパイゼロWH」
ラズベリーパイゼロWのGPIO(電子工作でよく使うインタフェースのこと。パソコンで言うUSBのようなもの)をすぐに使えるようにしたものです。
おすすめのラズベリーパイゼロは?
ラズベリーパイゼロを購入する場合、ラズベリーパイゼロWが無線LANなどが使えるのでおすすめです!
日本で購入する場合、以下のショップが1300円ぐらいで購入しやすい価格かと思います。
ただし、おひとりさま1台限りになります。
Raspberry Pi Zero W
GPIOをはんだ付けすることなくすぐに使いたい場合は、ラズベリーパイゼロWHが良いかと思います!
日本で購入する場合、以下のショップが1800円ぐらいで購入しやすい価格かと思います。
Raspberry Pi Zero WH
ビーグルボーンブラック
ラズベリーパイと同じような、開発用のカードサイズPCです。
特徴
・最初からディスクがあり、OSはLinux(Debian)が動作する
・GPIOやUSBも使える
・利用者がやや少なめ(日本で品薄のため買えない時期があったため)
ラズベリーパイ3Bと価格があまり変わらないため、どちらかというとラズベリーパイ3Bのほうがおすすめです!
ビーグルボーンブラックが日本で買える店
日本ではAmazonなどの店で購入可能です!
BeagleBone Black Rev.C
電子工作向けボードな「アルディーノ」
以前から電子工作によく使われているものです。Arduino Uno R3というものがよく使われています
アルディーノ の特徴
・OSは動作しない
・ラズベリーパイ、ビーグルボーンブラックはOSが動作するので小さいPCですが、ArduinoはOSが動作しないためPCというよりは周辺機器に近いです
・利用者が多い
・書籍が多い
アルディーノ が日本で買える店
日本ではAmazonなどで購入可能です!
Arduino Uno Rev3 ATmega328 マイコンボード A000066
まとめ
今買うならラズベリーパイ3Bがいいかと思います。
利用者が多いので書籍も多く、使い方がわからない時でも検索すればだいたい解決できるため初心者にやさしいです!
無線が標準で使えると電子工作や何かを作るときのアイデアを実現しやすく、IoTに使いやすいのでとてもおすすめです!
Raspberry Pi3 コンプリートスターターキット (Standard 32G)
電子工作・IoT向けのカードサイズPCを選ぶときの参考になれば幸いです!
過去の記事の履歴
2016年9月版はこちら
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