【書籍レビュー】はじめてのBlender―エフェクト&シミュレーション編

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はじめてのBlender―エフェクト&シミュレーション編 (I・O BOOKS)
はじめてのBlender―エフェクト&シミュレーション編 (I・O BOOKS)

2013/08/20 追記

評価を3にしておきます。基本的な操作がわかっている+主にシミュレーションをしたい場合にはそこそこいい本というか、この本しかない^^;
・はじめてじゃなくて、基本的なblenderの操作+アニメーションの作り方がわかっている
・マテリアル、モディファイア、パーティクルなどの意味がわかる
人向け。というか「はじめての」ではない^^;
「ちょっとblenderになれた人の」とか「シミュレーションを動画にしなければならない学生のための」とかいうサブタイトルつけたほうがぴったりきそうな本。

はじめて=初心者向け、と思うと痛い目に合いそうな気が…

評価

2ぐらい

いいところ

・エフェクトやシミュレーションの例が多い

悪いところ

・中身が白黒で、操作の仕方がはっきりわからない
・本の通りにできない
・「はじめての」と本のタイトルにあるけど、「はじめてblender使う人用」の本ではない。難易度が高い

途中までの感想

たぶんこの本のタイトルの「はじめての」は「他の3DCGソフトを使ったことがあるけどblenderは初めて」の人用で、3DCGソフト自体が初めての、といういわば「超初心者=そのカテゴリ自体が始めての人」ではない感じ。

最初のエフェクトチュートリアルでいきなり「一つの辺を残して全て削除」がたぶんはじめてblenderを使っている人にはできないという^^;

ここがなんとかできても次に「変形用モディファイア」のところで「ディスプレイス・モディファイアを追加」とあるのですが
・そもそもモディファイアの説明がそこまでのページに一切ない
・モディファイアの説明は5-1にあるけど、そこへの参照や説明が全くない
・操作画像がモノクロなのでわけがわからない
となりましたorz

モディファイアの追加のところを押すと、こんなに選択が
Screenshot_from_2013-07-23 22:57:28

最初見た時「どれ選ぶの?」→本ではその選択画面が抜けている→10分ぐらい適当に試す→本に「ディスプレイス・モディファイア」ってあるから「ディスプレイス」ってやつ?そんなのあったっけ?→変形の上から4番目がそうだった という流れ
この50個ぐらいの画面からいきなり探せ、といわれても(´・ω・`)

本の通りにやってもできないときに、なんとなくそれを回避して別の方法で出来る、なんていうか「はじめてじゃない人」ならナントカなりそうですが、ホントに初めての人には無理じゃないかと^^;

あと、amazonの書評にもありますが「CD-ROM内のサンプルファイル」の名前が全部英語。書籍の場合、普通は3-1とか通し番号をつけて、本にもその番号を書いておくものですが一切そういうのが無いです。

最初のチュートリアルの「放電」がいきなり「Discharge.blend」というファイル名でポンとあるだけという。英語が出来る人ならいいけど「はじめての」を謳っていてこの仕打ちは初めての人悶えるぞ…

3DCG自体が初めて+blenderが初めての人にはちょっと難しい本かと思いました。

3DCG+blenderに少し慣れて、エフェクトとかシミュレーションを試してみたい人向けです。中級者向け。最初の1冊にはしないほうが…「はじめての」人向けでは無いと思うけどこの本。

今は
~無料でできる3Dアニメーション~ ブレンダーからはじめよう!
~無料でできる3Dアニメーション~ ブレンダーからはじめよう!
を読んでいますが、こっちのほうが「本当にblenderが初めての人向け」という感じです。読み終わったらまた書きます(^o^)