ラズベリーパイゼロがどんな感じか調べてみました

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日本では品薄なゼロなので、スペックを見ながらです

ラズベリーパイゼロ

・CPU:Broadcom BCM2835 700Mhz(最大1GHzで動作)
・メモリ:512MB
・大きさ:横65mm,縦30mm,高さ5mm
・マイクロSDカードスロット
・40ピンGPIOヘッダ(ただし、基板にむき出しではんだづけされていない)
・リセットスイッチ用ピン(ただし、基板にむき出しではんだづけされていない)
・RCA出力用ピン(ただし、基板にむき出しではんだづけされていない)
・電源用 5VマイクロUSBポート
・データ用 マイクロUSBポート
・映像出力:ミニHDMIポート
・音声出力:ミニHDMIポート
https://www.raspberrypi.org/products/pi-zero/

Raspberry Pi Zero with 1GHz CPU 512MB RAM Linux OS 1080P HD video output Presell advance sale-in Demo Board from Computer & Office on Aliexpress.com | Alibaba Group
より

普通のUSBメモリやHDDは直接つながらない

本体がマイクロUSBなので、直接接続はできないようです。以下のようなマイクロUSB⇔USB2.0変換ケーブルが必要かと思います

パソコンのディスプレイや液晶テレビに画面をうつす時は、ミニHDMIから

ラズベリーパイ初代/A+/B+/2はすべてディスプレイ出力がHDMIでしたが、ゼロはミニHDMIのようです。以下のケーブルが必要かと思います

音は基本的にミニHDMIから

のようです。スピーカから音を出したい場合は、USB接続のスピーカが必要になります

GPIOポートにつなげる、いわゆる電子工作的部品はすぐに使うことはできない

ピンをはんだづけしないと使えないと思います。
たぶんですが、秋月で売っているピンヘッダをはんだづけすればいいんじゃないかと。
ピンヘッダ 2×40 (80P): パーツ一般 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
40ピン全部を正確にはんだづけするのは、ハンダ付けのプロじゃないと難しい気が^^;
はんだがくっついてショートしたら本体が壊れそうな気もするので。

日本からの在庫、売価(2016年1月時点)

日本の主要な販売店では、本体のみの在庫がありません。セットで5000円ぐらいからです
海外だとAdafruitにときどき入荷しているようです。
Linuxブログ : adafruitでラズベリーパイゼロが5ドルで買えそうです
ただ、「入荷したら連絡するからメールアドレス登録してね!」→在庫12個あっても連絡ない、入荷していても住所入力中に売り切れると品不足のようです。本体だけ欲しい人が多いみたいです。
Linuxブログ : Adafruitでラズベリーパイゼロが12個あったから注文しようとしたら、住所入力後に売り切れていた
日本からだと本体5ドル、送料が安いやつで15ドル?ぐらいだったので合計20ドル程度でした。1ドル120円計算で2400円ぐら
いです。送料が本体の3倍…orz

某大手通販サイトだと、本体のみで10000円で売っていたりします。いくらなんでもこれはちょっと^^;
10000円出すならラズベリーパイ2本体とマイクロSDカード、ACアダプタ買っても十分お釣りが来る気が。

日本でセットで買うなら、テックシェアが値段5000円ですが価格+来るまでの日数などを考えると今のところ妥当かと思います。Adafruitでもこのセット30$ぐらい+日本国への送料15$ぐらいと、そんなに価格差がないので。すぐにラズベリーパイゼロが欲しい人には選択肢になるかと思います。
Raspberry Pi Zero Budget Pack

CPU性能

初代ラズベリーパイの3割増程度、らしいです。1コア700MHz,バースト時1GHz。初代でのUnixBenchの値が77なので、77*1.3=100〜110程度と予想されます。ラズベリーパイ2は4コアでUnixBenchの値が420程度なので、概ね「ラズベリーパイ2の1/3〜1/4程度の性能」と予想されます。

現時点での日本の値段だと、ラズベリーパイ2はセット品で5000円と「ラズベリーパイ2の本体の価格と同じ」なので、価格/性能的、コスパもラズベリーパイ2がいいかと思います。

感想

5ドルで買えるなら、リッチな電子工作部品としての需要があるとおもいます。それで英国とかアメリカ、実際に5ドル程度で買える国では数が売れていると思います。安いし。
ただ、日本では為替相場(円安),送料などのためセット品が5000円という現状を考えると、電子工作部品としては高すぎます。今のところは珍しさ以外目立つ点が無いです。日本でも5ドルぐらいで買えるようになると、電子工作で色々試せる+OSも起動する「リッチな電子工作部品」としてのニーズが出てくるのではないかと思います。

GPIOなしの本体性能で見ると最初出たラズベリーパイBとほぼ同じ性能なので、35ドルが5ドルになったらそりゃ売れるわww って思います。

2016年1月現在、日本からだとラズベリーパイ2とほぼ値段が変わらないので今買うなら2がおすすめ!

日本からだと本体のみだと5000円です。それでCPU性能は3倍、メモリ2倍、電子工作用のGPIOピンもはんだづけされて「最初からすぐに使える」ので、とてもおすすめです!

ラズベリーパイゼロは、自力ではんだづけできる人以外は今はまだ使いにくい気がします。同じ5000円出すなら、後で色々使えるラズベリーパイ2のほうがとてもおすすめです!