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主に開発用サーバ+気温ロガーとして。去年の11月から動かしてきたからだいたい10ヶ月間ぐらい。
のバックヤードというか、気温計測部分。
ハードウェア
モデル
モデルB(初期型,メモリ256MBのやつ) CPU:ARM シングルコア700mhz/メモリ256MB/SDカード4G
機器構成
接続しているのは
・USB温度計✕1
・有線LAN
のみ。いわゆるサーバとしての使用
電源
5V700mAのACアダプタ⇔microUSBケーブル⇔ラズベリーパイ電源端子 という構成
ディスプレイにつながない、サーバ仕様だと700mAでもいいみたいです。ディスプレイやUSBキーボード、マウスをつないでデスクトップ的に使ったり、USB周辺機器をもっとつなぐ場合は1A以上あったほうがいいかも。
ケース
2012年の11月時点って、ケースの情報検索してもほぼ出てこない→自分でなんとかするしかない→家にあった適当な空き容器を加工してできたケース。おねだん0円です
安定性について
最大連続稼働日数
160日程度
サーバがストップした原因
ゲリラ豪雨→雷多発による瞬電(瞬間停電)
熱
そこそこもつけど真夏の平均30度の部屋でも熱暴走はしませんでした
密閉性の高いケースに入れていると、起動しているだけでも熱は持つ気がします。
密閉性の高いmodmypiみたいなケースだと、夏は上半分外してCPUむき出しにしとけばいいんじゃないかと思います。
常時フルパワーでCPUを使うとか、WEBカメラとして撮影+SDカードに保存を頻繁にする場合は熱対策が必要かも。
急な電源断に対する耐性
わりとなんともなく、電源が回復したらしれっと再起動している。
電源対策
雷が近づいてきたらシャットダウン→スマホ用モバイルバッテリから給電、でいいんじゃないかと。microUSBで出力できる、モバイルバッテリ。
ELECOM iPhone5/4S/4/3GS/3G/iPod対応 モバイルバッテリー リチウムイオン電池 4700mAh ホワイト DE-A01L-4710WH
自分はこれ使ってますが、こういうスマホ向けモバイルバッテリでたぶん3時間ぐらいは持つんじゃないかと。時間を正確に測ったことはないけど^^; なんちゃってUPSって感じにはなります。
ストレージ
基本的にSDカードになります。気温ロガー用のSDカードは安定しているけど、実験用のマシンのSDカードはそんなに使ってないのにキレイに壊れて中身一切サルベージできずゴミ箱行きでしたorz
壊れないときは壊れないんですが、壊れるときはあっさり壊れて中身へのアクセスも難しくなる気がするので信頼性は低め。
重要なデータを入れる場合、バックアップは定期的にしておいたほうがいいかも。
大電流を使うUSB機器
このへんは経験則ですが、ラズベリーパイの場合以下のUSB機器は安定して動作しない確率があります
・バスパワー式USBハードディスク
・USBにつなぐ無線LANアダプタ
・USBにつなぐWEBカメラ
接続直後は動いていても、1時間後に動いていないor動いているけど内蔵LANがなぜか応答なしになったりと、不安定な挙動をします。
このあたりのUSB機器は電流を使うようで普通のPCにつないだ場合は問題ないんですが、ラズベリーパイの場合はそもそも電源が弱い+USBポートへの供給電流が低いらしいので不安定になりやすいみたいです。
電源つきUSBハブにつなげば動作はしますが、安定して長期間動作するか、というのは試したことが無いのでなんとも。
まとめ
電気を食うUSB機器をつながない場合は安定しやすいと思います。電気を食うUSB機器をつないだときは、長期間は試していないのでなんとも。
USBと電源に気をつけてあげれば安定したサーバになってくれるんじゃないかな、と思います、たぶん。
CPUのパワーは低いので、させる役割は絞ったほうがいいかと思います。