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前回までの内容
前回までは、LEDをほわっと光らせるための準備をしてきました。今回は実際にLEDをほわっと光らせてみましょう!
最終的に、こんなかんじで光ります
ちょっと動画だとわかりにくいですが、最初弱くひかり、つぎに普通に光る感じです。
キットを購入された方は、ジャンパワイヤ・ブレッドボード・抵抗・LEDが入っているのですぐに試すことができます
かんたん!ラズベリーパイ 電子工作キット (白)
では、実際に光らせてみましょう!
ラズベリーパイとLEDを、ブレッドボードで接続する
接続した時の図はこんなかんじになります
ラズベリーパイのピン6(GND)のワイヤはそのままですが、プラスのワイヤがラズベリーパイのピン22からピン12に移動しています。
PWMが使えるのが「ラズベリーパイのピン12=ワイリングパイでのピン1」のみとなっているため、配線を移動しています。
LEDをほわっと光らせるためのプログラムを実行する
ラズベリーパイを起動し、以下のプログラムを「wiringpi_ledhowa.rb」という名前で保存します
require "wiringpi.rb" LED=1 # pin12=gpio18=WiringPi1 s = WiringPi::GPIO.new s.mode(LED,PWM_OUTPUT) 10.times do (0..1023).each do |x| s.pwmWrite(LED,x) puts "#{x}" sleep(0.01) end end ## END s.pwmWrite(1,0)
プログラムをラズベリーパイに保存し終わったら、プログラムを実行してみます
sudo ruby wiringpi_ledhowa.rb
のように、LEDがホワっと暗くなったり明るくなったりすると、成功です!
このマニュアルは以上で終了です。
駆け足ですがラズベリーパイでLEDを光らせたり、音を出したり、LEDをほわっと光らせることを実際に試してみました。
ブレッドボードで回路を作り、「実際に」手を動かしてLEDが光ったり音がなったりするのはけっこう楽しいです(∩´∀`)∩
今回やってみて、実際にLEDが光ったりするプログラムの面白さがちょっとでも伝わると嬉しいです!電子工作の部品はそんなに高くないので、学習や教育にもいいかと思います。
ラズベリーパイを使うと、他にも
・気温や湿度、気圧といったセンサを接続して1時間に1回自動で測定して、グラフにする。それをWEBで公開する
ラズベリーパイで動作中!1500円で温度、湿度を可視化してみたでやってみてます
・ねこの餌やり器を作る
・熱くなったらエアコンのスイッチを自動で入れる
・距離を測って、何かが近づいてきたら「近づいてきたよ!」としゃべる
など、リアルに働きかけるようなものを作ることができます。最近は色々な書籍でやり方が解説されているので、それを読んでなにか作ってみるのもいいかもしれません!
アイデア次第で色々なモノが作れると思います。
マニュアルを読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m