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ラズパイゼロを無線で使えるようにするまでの手順をまとめてみました。
ラズパイゼロを起動するために必要なものは、下記の記事にまとめてあります!
https://www.limemo.net/blog/2016/10/%e3%83%a9%e3%82%ba%e3%83%99%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%91%e3%82%a4%e3%82%bc%e3%83%ad%e3%82%92%e4%bd%bf%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%82%8b-2-%e3%83%91%e3%82%bd%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%81%bf%e3%81%9f.html
ラズパイゼロを無線で接続するときに必要なハードウェア
マイクロUSB⇔USB変換アダプタ
ラズパイゼロはUSB端子がマイクロUSB端子なので、普通のUSB機器を直接つなぐことはできません。
普通のUSB機器をつなぐには、下記のような変換アダプタが必要になります。
USB-無線LANアダプタ
USB接続の無線LANアダプタが必要になります。Ubuntuで使用できるものだと、だいたいラズパイゼロでも使用できます!以下の無線LANアダプタだと使用できるかと思います!
ラズパイゼロで実際に無線LANを使う!
OSをマイクロSDカードに書き込む!
最初に、ラズパイゼロ用のOSをマイクロSDカードに書き込みます。以下のラズベリーパイ公式ホームページから、ラズベリーパイ用のOSをダウンロードします。
https://www.raspberrypi.org/downloads/
2016年10月時点では、ラズベリーパイゼロ専用のOSはありません。ラズベリーパイ2,3,zeroで共通に使えるOSをダウンロードします。
ラズパイゼロを起動する!
次に、ラズパイゼロを起動します。マイクロSDカードを挿入した後USBハブを接続します。USBハブを使ってキーボード、マウス、無線LANアダプタを接続します。
無線LANの設定をする!
ラズパイゼロを起動し、しばらく待ちます。その後ラズパイZEROの画面の右上の方のコンピューターみたいなところで右クリックすると、無線LANのアクセスポイント一覧が表示されます
上の画像だと「AAAAAA」が無線LANのアクセスポイント名です。無線LANのアクセスポイント名は家庭ごとに違うと思うので、自分の無線LANのアクセスポイント名を選択してください
次に、パスフレーズを入力します。
無線LANのアクセスポイント一覧から、自分の無線LANのアクセスポイントをクリックすると「Pre Shared key」と、自分の無線LANのアクセスポイント用のパスフレーズを聞かれるので入力し【OK】ボタンをクリックします
正しいアクセスポイントとパスフレーズが入力できると、ラズパイゼロを無線LANで接続することができます!
次に、無線LANアダプタのIPアドレスを確認します
無線LANアダプタのIPアドレスを確認するには、以下のコマンドを実行します
ifconfig
実行したときの様子
pi@raspberrypi:~ $ ifconfig (中略) wlan0 Link encap:Ethernet HWaddr XX:XX:XX:XX:XX:XX inet addr:192.168.1.XXX Bcast:192.168.1.255 Mask:255.255.255.0 inet6 addr: fe80::a9a9:429b:c777:cae1/64 Scope:Link UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:22 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:29 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:4681 (4.5 KiB) TX bytes:5940 (5.8 KiB)
この場合「inet addr」の後の「192.168.1.XXX」が無線LANアダプタに割り当てられたIPアドレスです。
このIPアドレスを指定するとWindowsやUbuntu、マックなどからSSHで接続できます!
無線LANの設定をしておくと無線LANアダプタと電源だけでラズパイゼロが使用できるようになるので、とても楽です!
使うたびにUSBキーボードやマウスをつないだり、ディスプレイにHDMIケーブルを接続する手間がなくなるので「使いたいときにパパッと使えるラズパイゼロ」になります!