[NEWS]「受け入れられない」 クリスタ、画像生成AIの実装を見送り ユーザーから苦情相次ぐ

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 同社は11月29日、CLIP STUDIO PAINTにオープンソースの画像生成AI「Stable Diffusion」を活用した「画像生成AIパレット」という機能を試験導入すると発表していた。同機能はソフト上で「sea,moutain,forest,autumn」といったテキストを入力するとそれに合った画像をAIが自動生成するというもの。

 発表後、ユーザーなどから「誰かの著作物を利用する機能で、由来が不明なら使いたくない」「画像生成AIはアーティストを苦境に追い込む」「倫理的に問題があるなら使えない」「信用できない機能が搭載されている道具は受け入れられない」「CLIP STUDIO PAINTを使っただけで、画像生成AIで作ったと疑われてしまう」といった声が寄せられたという。

新機能を追加しようとしたセルシス社の姿勢は良いことだと思います。

ただ、ユーザーの意見も理解できます。画像生成AIはできたばかりで、まだ社会的な認知が低い状態です。それに関する問題や懸念も当然にあります。
今までは「絵は人が描くもの」だったのが、画像生成AIでは「絵はAI(プログラム)が描くもの」と前提が覆ってしまっているので。

ソフトを作る側と使う側、両方とも意見を出し合ってNGだと思えば修正していけばよいと思います。

意見が違うもの同士でも、最初から拒絶することなく冷静に議論していけば良い結論に到達できると思うので。

セルシス社はユーザーの意見にきちんと向き合って頑張ってるなー、と思いました。

参考URL

・https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2212/02/news175.html