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ラズベリーパイで動作確認済です!
インストール
ラズベリーパイでは最初から「chmod」コマンドはインストールされています!
実行
以下のコマンドを実行すると、ラズベリーパイで動作します!
$ cd $ touch test.txt $ ls -al test.txt -rw-r--r-- 1 pi pi 6 5月 9 02:07 test.txt
$ chmod 777 test.txt
$ ls -al test.txt -rwxrwxrwx 1 pi pi 6 5月 9 02:07 test.txt
コマンドの解説
「chmod」コマンドは、 ファイルやディレクトリのアクセス権を変更するためのコマンドです。ラズベリーパイでは、プログラムを実行できるようにするときに使うことが多いです!
ラズベリーパイではファイルのアクセス権に以下の3種類があります
・読み取り権(r)
・書き込み権(w)
・実行権(x)
これは最初の英語3つの部分です。
そして、ファイルの利用者ごとにファイルのアクセス権が設定されます。
・所有者(自分自身、本人)
・同じグループの人
・他人
の3種類がファイルの利用者です。
ファイルを作成すると、最初に
-rw-r--r-- 1 pi pi 6 5月 9 02:07 test.txt
のようにファイルの利用者ごとにアクセス権が設定されます
このファイルのアクセス権を解説すると
最初の英語3つの部分=本人
-rw-r--r--
まず、最初の英語3つの部分が本人に関するアクセス権です。「-」の部分は、アクセス権がないことを示します。
最初の3つが「-rw」となっているので、このファイルは「本人がr,w=読み取りと書き込みが可能であるアクセス権」であることを示しています
英語4〜6番目めの部分=グループ
r--
次に、英語4〜6番目めの部分がグループに関するアクセス権です。「-」の部分は、アクセス権がないことを示します。
4〜6番目が「r–」となっているので、このファイルは「同じグループの人がr=読み取りが可能であるアクセス権」であることを示しています
英語7〜9番目めの部分=他人
r--
最後に、英語7〜9番目めの部分が本人でもグループでもない人、いわば他人に関するアクセス権です。「-」の部分は、アクセス権がないことを示します。
7〜9番目が「r–」となっているので、このファイルは「他人がr=読み取り可能であるアクセス権」であることを示しています
よくつかうchmodコマンド
chmodコマンドはファイルのアクセス権を操作するので、多くのことができます。最初から全部覚えるのは難しいので、よく使うパターンのみを学んでおくことをおすすめします!
chmod 777 test.txt
誰にでも読み書き実行ができるようにする
chmod 755 test.txt
所有者は読み書き実行ができ、他の人は読み取りと実行のみできる。他の人は書き込みができない。
インストールで使用したコマンドの解説
インストール中に使用したコマンドの解説を、下記にリンクしております。コマンドがよくわからない場合にご利用ください!