気象庁XMLを使えるようにするまでの手順を書いてみた – 01.情報入手とPubSubHubbub

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コンテンツ

使うまでがわりと大変だったので、やり方のメモ。気象データを使ったWEBアプリを作りたかったり、XMLやオープンデータとかをしたい人向け

資料

気象庁XML利活用セミナーに概要や入手の方法がPDFであります。

PHPを使って、気象データのXMLを手に入れる場合は上のページの真ん中ぐらいにある
>気象庁XMLを入手しよう
>講演資料[pdf形式:695KB]
のPDFは読んだほうがいいです

必要なもの

・webサーバとPHPなどを自由に設置できるサーバ
レンタルサーバでも大丈夫だと思います。レンタルブログのような、ブログしか作れないところ(fc2ブログなど)はNGです。wordpressが動くレンタルサーバならたぶん大丈夫です。
・実験用のブログ1つ
 wordpressが設置できるサーバであれば、もう1個wordpressをインストールするといいです

PubSubHubbub…?

ぱぶさぶはぶばぶ、というイクラちゃんが喋りそうな言葉みたいな仕組みに対応しないと、気象庁XMLは手にはいりません。事実上、この仕組みを理解することが気象庁XMLのラスボスです

ざっと書くとこんなかんじかと思います

今までのデータ配信

1koma

①気象庁が気象データを作り、XML形式にする
②利用者が、気象庁に気象データを要求する
③利用者の要求に応じて、気象データを配信する

問題点

・「利用者の要求に応じて」データを配信するため、警報や地震速報など、速報性が高いデータを配信しても、利用者がそれをすぐに受信できない
・②の利用者の要求が多くなると、サーバに負荷がかかりデータ配信が難しくなる

これからのデータ配信(PubSubHubbub)

2koma_2
①気象庁が気象データを作り、XML形式にする
②気象庁が、気象データが更新されたことをハブに伝える
③気象データが更新された時、ハブが利用者のサブスクライバにアクセスし、更新された気象データをすぐに配信する
④利用者は、更新された気象データを保存したり加工したりする
という流れになると思います。

良い点

・更新情報を利用者に配信するので、警報など、速報性が高いデータを利用者がすぐに取得することができる
・更新があった時だけ配信できるので、気象庁のサーバの負荷も低くなる

と、いいことがありますが新しい仕組みのため、導入が難しいです。

次は、このパブサブなんとかに実際に対応するためのプログラムを、webサーバに設置します!