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仮想化関連の備忘録。
構成
ホストOS:Windows7 32bit版にVirtualBox 32bit版をインストール
ゲストOS:UbuntuServer 12.04LTS 64bit版
をインストールしようとするとこんなエラーが出てインストーラが起動しない
一応CPUはCore2Duoで64bit+intelVTに対応してます。
エラーメッセージ
this kernel requires an x86-64 CPU,but detected an i686 CPU.
Unable to boot – please use a kernel appropriate for your CPU.
適当に訳すと「このカーネルは64bit版のCPUが必要だけど、この(仮想マシンの)CPUは32ビットな気がするよ。だからブートできない、CPUを確かめろ」という感じ。
といってもCentOS 6.2 64bit版は
同じ構成で
ホストOS:Windows7 32bit版にVirtualBox 32bit版をインストール
ゲストOS:CentOS6.2 64bit版
の場合はあっさりとインストール可能。32bitで64bitが「必ず」ダメというものでもないらしい。
よくわからんけどそういうもの
Virtualboxのプロパティを見ても、CPU関連で設定できるのはintelVTを有効とかそういうものだけで「64bitのCPUを完全エミュレートする」とかそういう項目は無いです。なのでホストOSが32bitの場合はUbuntuServer12.04(64bit)はインストールできないみたい。
ちなみにCentOS6.2(64bit)+VirtualBox(64Bit)にUbuntuServer12.04(64bit)を入れた場合はインストーラが普通に起動して、あっさりインストールできた。UbuntuServerが厳格なのか、CentOSが確認が緩いのか、VirtualBoxのエミュレートが甘いかのどれかの原因だとは思うけどなぁ。調べる時間があったら64bitOSで動かしたほうが早いという。
UbuntuServerをVirtualboxで試したい場合は64bitのOS上で試したほうが良さそうという結論になった。